日本のご当地スーパーマーケット

47都道府県の地域チェーン — 生鮮特化・ドミナント・PB・CGCで生き残る

日本のご当地スーパーとは

バロー恵那店(岐阜県恵那市)
岐阜県多治見市に本社を置くバロー(写真は恵那店)は、中部圏を中心に食品スーパー・ドラッグ・ホームセンターを束ねる総合小売グループ。中部発のご当地チェーンが県境を越えて広域展開する典型例[1]
画像: Wikimedia Commons(CC0)

日本の食品スーパーマーケット業界は売上高約25兆円規模ですが、全国チェーン(イオン・セブン&アイ)が圧倒する米国とは異なり、県境・地方ごとに地元チェーンが強い独自構造を保っています。特定の県や地域にしか店舗を持たない「ご当地スーパー」は、地元食材・地域の味覚・密着型サービスで全国チェーンと差別化し、いまも各地で根強く生き残っています[2][3]

約25兆円
食品スーパー業界の年間売上規模[2]
約1,400社
食品スーパーマーケット運営法人数[2]
約200社
CGCグループ加盟企業数[4]
約30%
青果・精肉・鮮魚の売上構成比(業界平均)[2]

なぜ「県内限定」のスーパーが生き残るのか

生鮮・惣菜という「地域性の塊」

スーパー業界の売上構成は加工食品・日配・生鮮・惣菜の4本柱で、このうち生鮮3品と惣菜は地域ごとに需要・嗜好・調達先が大きく異なります。北海道のいくら・関東のさば味噌・関西の白味噌雑煮・九州の甘い醤油・沖縄のソーキそば等、棚の中身は県境を越えるとまったく別物になります。全国一律のオペレーションを得意とする大手チェーンほどここが弱く、地場のチェーンほど強い領域です[2]

ドミナント戦略 — 「特定県の中で圧倒的シェア」

ご当地スーパーの典型的な強みは県単位のドミナントです。沖縄のサンエー、滋賀の平和堂、長野のツルヤのように地元シェアの大きいチェーンは、物流コスト・人材確保・地域メディアでの広告効率で大手をしのぎます。広告は地元紙・ローカルテレビ・町内会回覧で完結し、店長会議や本社研修も移動時間が短いため運営コストが軽くなります[5]

CGC・AJS — 共同仕入機構というインフラ

地域スーパーが大手と価格で戦える最大の理由が、CGCジャパンなどの共同仕入機構の存在です。CGCには全国の地域スーパーが加盟し、PB「くらしモア」共同調達・共同物流・共同販促を通じて、1社単独では届かない規模の経済を獲得しています[4]

graph LR A["地域スーパー約200社<br/>(ヤオコー・サミット・<br/>平和堂・フジ等)"]-->B["CGCジャパン<br/>共同仕入・物流・PB開発"] B-->C["PB「くらしモア」<br/>共同調達食品・日用品"] C-->A D["メーカー各社"]-->B style A fill:#fff3e0,color:#e65100,stroke:#ef6c00 style B fill:#1565c0,color:#fff,stroke:#0d47a1,stroke-width:2px style C fill:#e8f5e9,color:#1b5e20,stroke:#2e7d32 style D fill:#f3e5f5,color:#4a148c,stroke:#6a1b9a

CGC以外にも、AJS(オール日本スーパーマーケット協会)や生協連合のコープなど、複数の協同インフラが地域スーパーを下支えしています[6]

PB戦略 — 「全国チェーンと違うものを置く」

イオン「トップバリュ」・セブン&アイ「セブンプレミアム」に対抗する手段として、地域スーパー各社は独自PBの磨き込みを進めてきました。CGC PB「くらしモア」のほか、ヤオコー「Yes!YAOKO」[7]、平和堂「e-select」[8]、ライフ「BIO-RAL」「スマイルライフ」[9]、万代「万代の里」など、価格訴求型と高付加価値型を組み合わせる二層構造が標準形となっています。

業界構造 — 全国チェーン vs 地域チェーン vs 持株会社

スーパー業界は単純な「大手 vs 中小」ではなく、3層構造で整理できます。

階層代表企業特徴
全国チェーン・GMSイオン、セブン&アイ(イトーヨーカ堂)、PPIH(ドンキ・アピタ)衣料・家電も含む総合小売。地域スーパーの最大の競争相手
広域持株会社アークスHD、U.S.M.H、H2Oリテイリング、リテールパートナーズ、フジ複数の地域チェーンを統合し本部機能を共通化
単独・ご当地ツルヤ、ロピア、オーケー、万代、ベイシア、コープさっぽろ等単独運営で地域に集中。非上場が多い

このうち「広域持株会社」は、2000年代以降の業界再編で生まれた日本特有のパターンです。地域チェーンが屋号と店舗運営を維持したまま、本部機能(仕入・物流・システム)だけを統合する形が好まれ、合併ではなく持株会社方式が主流になりました[10][11]

地域別 ご当地スーパー一覧

北海道

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アークス(北海道
札幌本社の上場持株会社。傘下にラルズ・道北アークス・福原・東光ストアを抱え、北海道+東北で広域展開[10]
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コープさっぽろ(北海道
全道で組合員200万人超。生協系として宅配「トドック」と店舗の両輪[12]
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北雄ラッキー(北海道
上場(東証スタンダード・2747)。札幌中心、ディスカウント色の強い地域チェーン。
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イオン北海道(北海道
上場。2020年3月1日にマックスバリュ北海道(旧7465)を吸収合併し新生イオン北海道として運営、道内の旧マイカル・ポスフール系店舗を継承[13]

東北

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ヨークベニマル(福島
セブン&アイ完全子会社。東北最大の食品スーパー、PB「セブンプレミアム」「ヨークセレクト」を展開[14]
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ユニバース(青森
八戸本社、アークスHD傘下。北東北で広い店舗網[15]
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ベルジョイス(岩手
アークスHD傘下。盛岡発、東北各地に出店[10]
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ヤマザワ(山形
上場。山形・宮城を中心にドラッグストア併設店舗を増やす[16]
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ウジエスーパー(宮城
宮城北部・岩手南部地盤。地元食材重視で固定客の厚いチェーン。
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マルト(福島
いわき本社。福島浜通り・茨城北部に密集する地域チェーン。
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紅屋商事(青森
「ベニーマート」を青森県内中心に展開する地域密着型。
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主婦の店 さいち(宮城
非上場。秋保温泉街の単一店舗ながら、行列のできる名物「おはぎ」が爆発的な商品力。全国のバイヤーが注目する観光型モデル。
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生鮮館むらぬし(宮城
宮城の単一店舗。「かぼちゃんぺ」などの個性派スムージーや映えるフルーツサンドで、若年層・トレンドに敏感なファミリー層を集客。
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つかさ屋(宮城
宮城の地場チェーン。全国・世界から集めた圧倒的な編集力のインポート商材と独自仕入れルートで、こだわり食材を求める探索型顧客を掴む。

関東

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ベイシア(群馬
非上場。ワークマン・カインズと同じベイシアグループ。郊外型大型店中心[17]
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とりせん(群馬
非上場。群馬・栃木・茨城・埼玉の北関東中心、生鮮特化のオーソドックスな食品スーパー。
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カスミ(茨城
U.S.M.H傘下。茨城・千葉・栃木で展開、BLANDEなどの新業態にも挑戦[11]
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ヤオコー(埼玉
上場。惣菜・生鮮特化の高粗利モデルで36期連続増収増益[7]
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ベルク(埼玉
上場。標準化された郊外店モデルで埼玉・群馬・栃木中心に拡大[18]
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マルエツ(東京
U.S.M.H中核。首都圏の駅前型・小型店中心[11]
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いなげや(東京
2024年11月28日にU.S.M.H完全子会社化で上場廃止、現在は非上場。多摩・西東京の地域密着型[19]
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サミット(東京
住友商事傘下、非上場。首都圏地盤、惣菜と生鮮の品質定評[20]
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ロピア(神奈川
非上場(OICグループ)。大容量肉・パック総菜で急成長中。全国展開も加速[21]
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オーケー(神奈川
非上場。EDLPとHonest Cardで首都圏のディスカウントを牽引[22]
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エコス(東京
上場。多摩・北関東の小商圏に強い独立系チェーン。
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京王・東急・小田急OX(東京
鉄道系の駅ナカ・駅前スーパー。私鉄ごとに独自運営。
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スズキヤ(神奈川
非上場。逗子・鎌倉・葉山が地盤。春夏の「葉山しらす」など最高級の地物鮮魚と厳選調味料で、高所得者・別荘族の支持を集める。
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しまむらストアー(神奈川
平塚市を中心とした湘南西部の高密度ローカルドミナント。生活密着型のミニテナント展開で局所地域の生活者を囲い込む。
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福島屋(東京
数店舗。厳しい安全・品質基準による完全セレクト型の棚割りと、独自の契約農家ネットワークで、都心のオーガニック・自然派志向層に支持される。

中部

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バロー(岐阜
上場。中部圏中心、食品スーパーに加えドラッグ・ホームセンターも傘下に[1]
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ヤマナカ(愛知
上場。名古屋圏地盤。「フランテ」高級業態と通常店の二本立て。
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マックスバリュ東海(静岡
上場、イオン系。静岡・愛知・山梨で展開。
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ツルヤ(長野
非上場。大部分が長野県内のみ展開。PB品質が伝説的で観光客が遠征して買う[23]
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デリシア(長野
非上場。アルピコホールディングス傘下、株式会社デリシアが運営。長野県全域・新潟県南部で展開。2016年にマツヤ(旧上田市本社)・アップルランドが合併して発足。
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大阪屋ショップ(富山
非上場。富山発、北陸三県を中心に郊外店を運営。
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アルビス(富山
上場。富山・石川・福井で展開する北陸の地場スーパー[24]
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ヤマト・遠鉄ストア(静岡
静岡県内の地場チェーン。遠鉄ストアは遠州鉄道の鉄道系。
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ウオロク(新潟
新潟県内に約46店舗。「ウオロク品質」のPBや農林水産大臣賞受賞の「エコロク野菜」、高鮮度の地魚で鮮魚品質重視層を掴む。
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しずてつストア(静岡
静岡鉄道グループの食品スーパー。ミニスーパー「KITE-GO」やネットスーパー、都内限定ポップアップ販促など、都市型生活者の利便性・高品質志向に対応。
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どんたく(石川
非上場(山成商事)。能登・金沢が地盤。「手間をかける」店舗開発と、能登直送の高級地物魚介類の独占販売で高品質志向世帯を掴む。
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ひまわり市場(山梨
八ヶ岳周辺の単一店舗。代表によるライブ感あふれるマイクパフォーマンスと、競売的な仕入れによる希少食材で、地元住民と週末の首都圏観光客を集める。

関西

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平和堂(滋賀
上場。滋賀県シェア圧倒的、近畿全域・北陸・中京にも展開。「フレンドマート」業態が中核[8]
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ライフコーポレーション(大阪
上場。関西と首都圏の二大都市圏で展開する珍しい地域スーパー[9]
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関西スーパー(兵庫
2021年12月にH2Oリテイリング子会社化(株式交換成立)、2022年2月に持株会社「関西フードマーケット」体制へ移行、2024年7月29日に上場廃止。阪神間で「関スー」と呼ばれ親しまれる[25]
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イズミヤ・阪急オアシス(大阪
H2Oリテイリング傘下。阪神百貨店・阪急沿線とブランドを共有[26]
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万代(大阪
非上場。関西郊外の家計の味方、PB「万代の里」が看板[27]
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フレスコ(京都
非上場。京都市内・滋賀南部の駅前小型店中心。深夜営業店も多い。
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サンディ(大阪
非上場ディスカウント。箱出し陳列・セルフレジで人件費を抑え、関西郊外で低価格訴求を強める業態。
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業務スーパー(兵庫
運営は神戸物産(上場)。FC方式で全国展開、PB食品の競争力で急成長[28]
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ぎゅーとら(三重
三重県内に約28店舗。「ぎゅーとらコロッケ」などの独自PBデリや「お伊勢さんマラソン」等の地域タイアップで、郷土料理嗜好のファミリー層を掴む。
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フレンドフーズ(京都
京都の単一店舗。本物だけを取り扱う絶対的なバイングポリシーと独自の商品鑑定眼で、健康・無添加志向の目利き層に支持される。

中国・四国

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イズミ(広島
上場。「ゆめタウン」「ゆめマート」で西日本のSC市場を席巻[29]
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ハローズ(広島
上場。福山本社、24時間営業を貫く瀬戸内のディスカウント型スーパー[30]
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フジ(愛媛
上場。イオン傘下。2024年3月1日にマックスバリュ西日本(旧8287)を吸収合併し、フジ・マックスバリュ・マルナカ・ザ・ビッグのマルチバナーで中四国広域を一元運営[31]
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マルヨシセンター(香川
上場。香川・徳島・愛媛地盤、生鮮特化のオーソドックスな地場スーパー。
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サニーマート(高知
非上場。高知市本社、高知・愛媛で展開する独立系食品スーパー。SC「サニーアクシス」やディスカウント業態「サニーマート西」も運営。
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レッドキャベツ(山口
山口・福岡を中心とした地場スーパー。北九州大手の傘下にある時期もあった。
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エブリイ(広島
非上場。広島・岡山中心。生鮮市場直送型のディスカウントで急成長。

九州・沖縄

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ハローデイ(福岡
非上場。「アミューズメント・フードホール」を掲げる体験型の高粗利スーパー[32]
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マルキョウ(福岡
2015年9月にリテールパートナーズ完全子会社化で上場廃止、現在は非上場。福岡県・佐賀県中心、価格訴求型の地場スーパー[33]
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トライアル(福岡
上場(トライアルHD)。スーパーセンター業態で全国展開。AIカートでも先行[34]
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サンリブ・マルショク(福岡
非上場。北九州・大分中心。サンリブ=GMS、マルショク=食品中心の二業態。
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イオン九州(福岡
上場。2020年9月1日にマックスバリュ九州(旧3171)・イオンストア九州を吸収合併し新生イオン九州として運営。福岡・北九州・南九州で展開[35]
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マルミヤストア(大分
上場。大分・宮崎を中心とした地場スーパー。
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トキハインダストリー(大分
大分全域に約23店舗。トキハ百貨店系GMS/SMの信頼性を背景に地産地消を推進。イオン九州とのアライアンスも結ぶ。
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ナガノヤ・ウメコウジ(宮崎
宮崎の地場チェーン(約10店舗)。「逆ギレ弁当」等のアグレッシブな命名デリと、低コスト・高拡散のPRでSNSの話題をさらう。
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タイヨー(鹿児島
非上場。鹿児島県地盤、九州南部の代表的な地場食品スーパー。
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鮮ど市場(鹿児島熊本
非上場、運営は株式会社マキオ(鹿児島市本社)。鹿児島県・熊本県を主軸に展開する生鮮特化のディスカウント型スーパー。「鮮度」と低価格訴求で南九州の固定客が厚い。
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サンエー(沖縄
上場。沖縄県内シェア圧倒的、SC・百貨店・コンビニ業態も含む生活インフラ[36]
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タウンプラザかねひで(沖縄
非上場。金秀グループの「タウンプラザかねひで」を県内に約60店舗。住宅地至近のドミナント出店とグループのインフラシナジー、独自チキンデリで中食・惣菜重視層を掴む。
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フレッシュプラザ ユニオン(沖縄
非上場。県内24時間無休営業のディスカウントで「うちなー価格」の代名詞。BBQ機材貸出や独自「UNICARD」、ロピアFC化による調達力強化で、台風時・深夜・行事需要を取り込む。
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リウボウストア(沖縄
非上場。デパートリウボウと同じグループの食品スーパー業態。

業界再編 — 持株会社化と広域連合

アークス(北海道・東北)

2002年に北海道のラルズと福原が経営統合してアークスが発足し、その後、東光ストア・道北アークス・ユニバース・ベルジョイス等の地域チェーンを次々と傘下に加えた広域連合型の持株会社です。各社の屋号と地域運営を維持しつつ、本部機能(仕入・物流・システム)だけを共通化する「8社連合」体制を採っているのが特徴で、地域チェーンが大手に飲み込まれずに生き残るためのモデルとなっています[10][37]

U.S.M.H(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス)

イオン主導でマルエツ・カスミ・マックスバリュ関東が経営統合し2015年に発足した持株会社です。2024年4月にはいなげやと統合契約を締結(11月30日効力発生で完全子会社化、11月28日上場廃止)し、首都圏での総合スーパーマーケット連合を形成しています。共同調達・物流・PB「eat&」を共有しつつ、各社のブランドは維持する形を採っています[11][19]

H2Oリテイリング(関西)

阪急・阪神百貨店を中核とするエイチ・ツー・オー リテイリングは、食品スーパー事業として関西スーパー・イズミヤ・阪急オアシス等を傘下に統合。2021年に関西スーパーマーケット株式取得を巡って争奪戦となり、最高裁での判断を経てH2O傘下入りが確定しました。百貨店との顧客基盤・物流・PBの共有を進めています[26][25]

リテールパートナーズ(中国・九州)

山口の丸久と福岡のマルキョウが2015年に経営統合して発足。さらに大分のマルミヤストアとも持株会社方式での連携を進め、中国・九州地方の地域チェーンを束ねるエリア連合に成長しています[33]

イオン傘下の地域子会社群

イオンは全国に上場子会社・非上場子会社の地域別スーパー網を持っており、近年4年間で大規模な統合が連続しました。2020年3月1日にマックスバリュ北海道(旧7465)はイオン北海道(7512)に吸収合併2020年9月1日にマックスバリュ九州(旧3171)はイオン九州(2653)に吸収合併される形で上場会社が再編[13][35]。さらに2022年にフジ(8278)がイオンと経営統合してフジ・リテイリングが発足、2024年3月1日にはマックスバリュ西日本(旧8287)がフジに吸収合併され同日付で上場廃止・解散しました[31][38]。現在イオン傘下で上場している地域子会社はイオン北海道・マックスバリュ東海・イオン九州・フジの4社で、各社「ご当地スーパー的な屋号」を維持しています[39]

ご当地スーパーの売上比較

主要な地域スーパー(持株会社含む)の直近通期売上高を高い順に並べたものです。ヨークベニマルはセブン&アイ完全子会社、ベイシア・ロピア・オーケー・ツルヤ等は非上場のため、開示資料からの公表値・推定値が混在しています。

※ 数値は各社の最新決算短信/業界誌(ダイヤモンドチェーンストア・流通ニュース等)で公表された直近通期売上の目安。決算期・事業ポートフォリオが異なるため単純比較には注意してください。非上場のオーケー・ベイシア・ロピア・ツルヤは推定値を含みます[40]

業界の構造的特徴と課題

人口減少と地域市場の縮小

地域スーパーの最大の構造リスクは、地盤エリアの人口減少です。とくに地方で深刻で、店舗あたり商圏人口の維持が困難になりつつあります。これに対し各社は小商圏型小型店や、宅配・移動販売、さらに広域連合化(持株会社化)で対応しています[41]

ドラッグストアという最大の競合

近年最大の脅威は食品比率を高めるドラッグストアです。コスモス薬品(食品比率約58%)、クスリのアオキ(生鮮強化型店舗)、ゲンキー、薬王堂等が、医薬品マージンを源泉に食品を低価格で投入し、とくに地方で食品スーパーの牙城を切り崩しつつあります。詳しくはドラッグストア業界を参照[42]

PB戦争

PBは小売の利益率を支える中核戦略ですが、開発・調達コストは規模を要するため、地域スーパー単独では限界があります。CGC「くらしモア」などのボランタリーチェーンPBが地域スーパーの生命線として機能し、これを使いつつヤオコー「Yes!YAOKO」、平和堂「e-select」、ライフ「BIO-RAL」などの自社PBで差別化する二本立てが主流です[4][7][8][9]

関連企業の時価総額マップ

地域スーパー・食品スーパー業界の主要上場企業を可視化しています。非上場のベイシア・ロピア・オーケー・コープさっぽろ・万代・ツルヤ・ハローデイ等は含まれませんが、業界の日本上場企業を俯瞰できます。

食品スーパーGMS・総合小売ドラッグストア

※ 面積は時価総額(概算)に比例しています。2023~2024年頃の株価をベースにした概算値であり最新の株価は反映していないので注意してください。

企業 証券コード 事業概要 決算情報 配当履歴
■ 北海道・東北の地域スーパー
アークス 札幌本社の食品スーパー持株会社。ラルズ・ユニバース・ベルジョイス・道北アークス・東光ストア等を傘下に北海道+東北で広域連合を形成。各社の屋号・地域運営を維持したまま本部機能を共通化する「8社連合」体制[10]
ヤマザワ 山形・宮城を中心に展開する食品スーパー。ドラッグストア「ヤマザワ薬品」併設店舗を拡大中[16]
■ 関東の地域スーパー
ヤオコー(旧 ヤオコー単体) 埼玉県川越市本社。36期連続増収増益の高収益モデル。惣菜・生鮮特化と「ライフスタイル・アソートメント型MD」で来店頻度を維持。営業利益率は食品スーパー業界トップクラス。2025年10月1日に持株会社「ブルーゾーンホールディングス(417A)」設立、ヤオコー単体は同年9月29日に上場廃止[7]
ベルク 埼玉県本社の食品スーパー。標準化された郊外型店舗モデルで埼玉・群馬・栃木・茨城を中心に展開。CGC加盟でPB「くらしモア」を活用[18]
U.S.M.H マルエツ・カスミ・マックスバリュ関東・いなげや(2024年連結)を統合した首都圏の食品スーパー持株会社。イオン主導で2015年発足。共同PB「eat&」、新業態BLANDEなど[11][19]
エコス 東京本社(東証スタンダード)。多摩・北関東の中小商圏に強い独立系チェーン。小型店中心で地域密着型の運営。
■ 中部の地域スーパー
バロー 岐阜本社。食品スーパー・ドラッグ・ホームセンターの三本柱で中部圏を中心に展開。プロセスセンター・物流センター内製化で粗利改善を進める総合小売グループ[1]
ヤマナカ 名古屋本社。通常店「ヤマナカ」と高級業態「フランテ」の二本立てで愛知圏に密集出店。
マックスバリュ東海 イオン系の地域子会社。静岡・愛知・山梨を地盤に展開、東海エリアのマックスバリュ・ザ・ビッグ業態を運営。
アルビス 富山本社、富山・石川・福井の北陸三県を中心に展開する食品スーパー[24]
■ 関西の地域スーパー
平和堂 滋賀県彦根本社。滋賀県シェアは圧倒的で、近畿全域・北陸・中京にも展開。「フレンドマート」業態が中核、PB「e-select」を強化[8]
ライフコーポレーション 大阪本社の食品スーパー。関西と首都圏の二大都市圏で展開する珍しい地域スーパー。PB「BIO-RAL(オーガニック)」「スマイルライフ(価格訴求)」の二本立て[9]
神戸物産(業務スーパー) 兵庫県本社。業務スーパーのFC本部。地場食品メーカーを傘下に多数抱え、冷凍食品・PBを独自開発。海外メーカーとの直接取引にも強み[28]
■ 中国・四国の地域スーパー
イズミ 広島本社、「ゆめタウン」と食品スーパー「ゆめマート」で西日本を席巻。中四国・九州・関西に大型SCを展開、地域SCの代名詞[29]
ハローズ 広島県福山本社。24時間営業を貫く瀬戸内のディスカウント型スーパー。広島・岡山・四国を地盤に標準化された郊外型店舗で出店を続ける[30]
フジ 愛媛県松山本社。四国・中国地方が地盤の総合小売。2022年にイオンと経営統合し「フジ・リテイリング」発足、2024年3月1日にマックスバリュ西日本(旧8287)を吸収合併して新生「株式会社フジ」が誕生。フジ・マックスバリュ・マルナカ・ザ・ビッグの各屋号をマルチバナーで運営[31][38]
マルヨシセンター 香川本社。香川・徳島・愛媛を地盤とする食品スーパー。生鮮特化のオーソドックスな運営。
■ 中国・九州の広域持株会社
リテールパートナーズ 山口本社。山口の丸久と福岡のマルキョウが2015年に経営統合して発足、その後マルミヤストアとも持株会社方式で連携。中国・九州地方の地域チェーンを束ねる広域連合[33]
■ 北海道・九州のイオン系上場子会社
イオン北海道 札幌本社、イオングループの上場子会社。2020年3月1日にマックスバリュ北海道(旧7465)を吸収合併し新生イオン北海道として運営。道内のマックスバリュ・ザ・ビッグ業態と旧マイカル系GMSを継承[13]
イオン九州 福岡本社、イオングループの上場子会社。2020年9月1日にマックスバリュ九州(旧3171)・イオンストア九州を吸収合併し新生イオン九州として運営。福岡・北九州・南九州でマックスバリュ・ザ・ビッグ・イオン業態を展開[35]
北雄ラッキー 札幌本社の食品スーパー。ディスカウント色の強い「ラッキー」を札幌中心に展開する独立系地場チェーン。
■ 九州・沖縄の地域スーパー
トライアルホールディングス 福岡本社。スーパーセンター業態で全国展開、AIカメラ・電子値札・AIカートなどリテールテックを内製化。2024年東証グロース上場[34]
サンエー 沖縄県宜野湾本社。沖縄県内シェア圧倒的。食品スーパー・SC・コンビニ・百貨店・専門店を含む多業態運営で県民の生活インフラ化。那覇メインプレイス・PARCO CITY等の旗艦SCを運営[36]
■ 参考:全国チェーン・大手の比較対象
イオン 日本最大の小売グループ。イオン北海道・マックスバリュ東海・イオン九州・フジ・カスミ等を傘下に持ち、地域スーパー業界の最大の再編プレイヤー[39]
サンドラッグ 食品比率の高いドラッグストアの代表。九州のディスカウント業態「ダイレックス」を傘下に持ち、食品スーパーと直接競合。詳しくは[ドラッグストア業界](/industry/japan-drugstore/)を参照。
コスモス薬品 食品比率約58%の「ほぼ食品スーパー」。EDLPで西日本の郊外を席巻し、地域食品スーパーの最大の競合に。
スギホールディングス 愛知発のドラッグストア。調剤併設率業界最高水準。食品スーパーよりは医薬品・調剤を強みとするタイプ。

参考文献・出典

  1. [1] バローホールディングス IRhttps://www.valor.co.jp/ir/
  2. [2] 全国スーパーマーケット協会「スーパーマーケット白書/統計調査年報」https://www.super.or.jp/?page_id=4334
  3. [3] JAF Mateソウケン「全国「ご当地スーパー」ランキング」https://jafmate.jp/lifestyle/jafmatesouken_20240703.html
  4. [4] シジシージャパン公式サイト「CGCグループとは」https://www.cgcjapan.co.jp/about/
  5. [5] 流通経済研究所「食品スーパーの地域戦略」https://www.dei.or.jp/
  6. [6] オール日本スーパーマーケット協会公式サイトhttps://www.ajs.gr.jp/
  7. [7] ヤオコー IR(決算短信・統合報告書)https://www.yaoko-net.com/ir/
  8. [8] 平和堂 IRhttps://www.heiwado.jp/ir/
  9. [9] ライフコーポレーション IRhttps://www.lifecorp.jp/ir/
  10. [10] アークス IR「決算短信・統合報告書」https://www.arcs-g.co.jp/ir/
  11. [11] ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス IRhttps://www.usmh.co.jp/ir/
  12. [12] コープさっぽろ 事業概況https://www.coop-sapporo.or.jp/corporate/
  13. [13] イオン北海道 IR・マックスバリュ北海道吸収合併プレスリリース(2020年3月1日)https://www.aeon-hokkaido.jp/ir/
  14. [14] ヨークベニマル 会社概要・店舗情報https://www.yorkbeni.co.jp/
  15. [15] ユニバース 会社概要https://www.universe.co.jp/
  16. [16] ヤマザワ IRhttps://www.yamazawa.co.jp/ir/
  17. [17] ベイシア グループ概要https://www.beisia.co.jp/group/
  18. [18] ベルク IRhttps://www.belc.jp/ir/
  19. [19] U.S.M.H・いなげや 経営統合プレスリリース(2024年4月)https://www.usmh.co.jp/news/
  20. [20] サミット 会社概要https://www.summitstore.co.jp/company/
  21. [21] ロピア 会社情報https://lopia.jp/company/
  22. [22] オーケー 会社概要https://ok-corporation.jp/about/
  23. [23] ツルヤ 会社案内https://www.tsuruya-corp.co.jp/
  24. [24] アルビス IRhttps://www.albis.co.jp/ir/
  25. [25] H2O・関西スーパー経営統合関連プレスリリース(2021年)https://www.h2o-retailing.co.jp/ja/news/
  26. [26] エイチ・ツー・オー リテイリング IRhttps://www.h2o-retailing.co.jp/ja/ir/
  27. [27] 万代 会社案内https://www.mandai-net.co.jp/
  28. [28] 神戸物産 IRhttps://www.kobebussan.co.jp/ir/
  29. [29] イズミ IRhttps://www.izumi.co.jp/ir/
  30. [30] ハローズ IRhttps://www.halows.com/ir/
  31. [31] フジ・イオン経営統合プレスリリース(2022年3月)https://www.the-fuji.com/news/
  32. [32] ハローデイ 会社概要https://www.halloday.co.jp/
  33. [33] リテールパートナーズ IR・沿革https://www.retail-partners.co.jp/
  34. [34] トライアルホールディングス IRhttps://www.trial-holdings.com/ir/
  35. [35] イオン九州 IR・マックスバリュ九州吸収合併プレスリリース(2020年9月1日)https://www.aeon-kyushu.info/ir/
  36. [36] サンエー IRhttps://www.san-a.co.jp/ir/
  37. [37] アークス 沿革https://www.arcs-g.co.jp/company/history/
  38. [38] 株式会社フジ「マックスバリュ西日本との吸収合併公告」(2024年3月1日)https://www.the-fuji.com/news/
  39. [39] イオン グループ会社一覧https://www.aeon.info/company/group/
  40. [40] ダイヤモンド・チェーンストアオンライン「食品スーパー売上ランキング」https://diamond-rm.net/management/
  41. [41] 経済産業省「商業動態統計調査」https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/
  42. [42] 日本チェーンドラッグストア協会「ドラッグストア実態調査」https://www.jacds.gr.jp/data/
  43. 国土交通省「物流の2024年問題について」https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_fr_000130.html