
オーストラリア
全域6
この地域のどこでも使える手がかり



「M1」のような道路番号の標識がある。南アフリカ共和国にも同じ形式があるが、フォントが異なる。


地域の絞り込み25
場所がわかったあと、その中のどの地域かを絞る手がかり
植生
幹の根元がぼてっと膨らんで瓶のように見える木(ボアブ)。自生は西オーストラリア州のキンバリー地方と、そこから東のノーザンテリトリーだけ。


ヤシと濃い緑の葉が茂る熱帯雨林が海沿いに続いていたら、クイーンズランド州北部のウェットトロピックス。

針のような硬い葉が球状の株になって、地面にぽつぽつ並ぶ草(スピニフェックス)。赤い土の上に緑の丸い株が点々と続いていたら乾燥した内陸。

1 本の木なのに地面のすぐ上から幹が何本にも分かれ、背が 10m を超えないユーカリの低木林(マリー)。冬に雨が降る半乾燥地で、西オーストラリア・南オーストラリア・ニューサウスウェールズ・ビクトリアに広がる。

木の生え具合から、おおよその地域を絞り込める。
| 濃い緑色 | 熱帯および亜熱帯の湿った感じの広葉樹林 |
|---|---|
| 黄色 | 熱帯および亜熱帯の草原・サバンナ・低木 |
| 緑 | 温帯広葉樹など |
| 薄緑 | 温帯の草原・サバンナ |
| ブラウン | 地中海性の森林、森林地帯 |
| ベージュ | 砂漠と乾燥した低木 |

土の色
電柱
西オーストラリア州とビクトリア州の電柱には、山の形のものがある。
地形
地平線まで完全に平らで木が 1 本も無く、灰色がかった低い塩生低木だけが続く場所はヌラボー平原。南オーストラリア州と西オーストラリア州にまたがる。

茶色くとげとげした塔のような塚が草地から何本も突き出していたらシロアリの塚。大聖堂のような形の塚はノーザンテリトリーに多い。
- 特に多い(トップエンド)
- 北部の熱帯


緑の濃い起伏のある牧草地や、苔むした暗い森が続いて本土らしくない涼しさを感じたらタスマニア州。西部は雨が多く温帯雨林が残る。

農業
背の高いサトウキビ畑が海沿いに続いていたらクイーンズランド州。
- 主産地(タウンズビル周辺)
- 多い
- 少ない

パースの北と東に広がるウィートベルトは、木をほとんど伐り払った小麦畑と羊の放牧地が延々と続く一帯。東の端ほど乾いて放牧中心になる。
- ウィートベルト地方
- 同じような畑が続く

棚仕立てのブドウ畑が整然と並んでいたらワイン産地。南オーストラリア州が全国の生産の半分以上を占める。
- 量の中心(マレー川沿いの灌漑地)
- 名の知れた産地

工業・資源
赤茶けた岩の山と真っ赤な土、そこに伸びる長大な単線の鉄鉱石鉄道が見えたら西オーストラリア州北部のピルバラ。
- 鉱山が集中(トム・プライス〜ニューマン)
- ピルバラ

露天掘りの黒い段々の斜面や、石炭を満載した長い貨物列車、黒い石炭の山が見えたら炭田。クイーンズランド州中部のボウエン盆地とニューサウスウェールズ州のハンター・バレーが中心。
- ボウエン盆地
- ハンター・バレー
赤い土とまばらなユーカリの中に、金鉱山の設備や積み上げた土砂の山が見えたら西オーストラリア州のイースタン・ゴールドフィールズ(カルグーリーなど)。
- カルグーリー周辺
- イースタン・ゴールドフィールズ
ナンバープレート
ナンバープレートの色で地域が分かるかもしれないが、モザイクが強く分かりづらい。
タスマニア州

クイーンズランド州
クイーンズランド州(QLD)の電柱には、青くて丸いマーカーがあることがある。黒く塗られた番号と、ちょっと上に傾いた横向きの碍子もクイーンズランド州特有。
南オーストラリア州
ノーザンテリトリー
西オーストラリア州
西オーストラリア州では、標識に黄色いポールが使われている。

ビクトリア州

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地域
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基本情報
基礎データ
出典:外務省・JETRO(2026-09時点)数字で見る
グラフに触れると各年の値が見られますあゆみ
流刑植民地から多文化の資源大国へ- 先史アボリジナルの人々が暮らす大陸
数万年前から先住民のアボリジナルの人々が独自の文化を育んできた
- 1770クックが上陸しイギリス領を宣言
探検家クックが現在のシドニー郊外のボタニー湾に上陸した
- 1788イギリスの入植が始まる
当初は流刑植民地として開かれ、シドニーの街の起源になった
- 1851ゴールドラッシュ
金を求めて世界中から人が押し寄せ、人口が急増した
- 1901オーストラリア連邦が成立
6つのイギリス植民地が憲法を定めて連邦を組んだ
- 1976日豪友好協力基本条約に署名
- 1999共和制移行を問う国民投票
結果は立憲君主制の継続だった
- 現在アジア太平洋の資源大国へ
移民を受け入れながら成長を続ける多文化社会。貿易の軸足はアジアにある
どんな地域か
オーストラリアはひとつの大陸をまるごと占める国。国土は日本の約20倍あるのに人口は2,700万人ほどで、その大半はシドニーやメルボルンなど南東の沿岸部に集まっている。内陸には「アウトバック」と呼ばれる乾いた大地が広がり、沿岸から一歩内陸に入ると赤い土と低い灌木の風景が延々と続く。数万年前からこの大陸で暮らしてきたアボリジナルの人々の文化と、イギリス植民地に始まる移民の歴史が重なり、いまでは世界中にルーツを持つ人々が暮らす多文化社会になっている。
経済を支えるのは鉱業で、鉄鉱石・石炭・LNGなどの資源を大量に輸出する。相手は中国・日本・韓国などアジアの工業国が中心で、日本にとっても資源とエネルギーの最大級の供給元。羊毛や牛肉、小麦の生産も盛んで、広大な土地を生かした農牧業の風景はこの国の顔のひとつになっている。
日本との関係
資源とエネルギーで日本を支えるパートナー出典
- JETRO「オーストラリア 概況・基本統計」 jetro.go.jp
- 外務省「オーストラリア基礎データ」 mofa.go.jp
- World Bank Open Data(SP.POP.TOTL / NY.GDP.MKTP.CD) data.worldbank.org


