フランス

フランスの国旗

国・地域の見分け方

  • ドメインは.fr
  • 電話番号は2つの数が5個並んでいる
  • 「D653」と言った感じのDで始まる道路番号の黄色いプレートがある
  • フランス語の「â,î,û,ê,ô」と「é」の文字が多く見つかる
  • 電柱に青いプレートが貼ってあることがある(from 『Geoguessr Tips: Guide to European Utility Poles』)
  • 通り名の看板に「Rue」と書いてあればフランス語圏の可能性が高い

見つかる標識

ボラードは丸く太い白いポールに赤い反射板がある 。先端の色や反射板の色がちがうもの や消しゴムみたいな形のものもある 。ただし ギリシャの特定の道路でのみ同じボラードを見かける ことも。

フランスのボラード

電話番号は2桁の数字が5つ並んでいるフォーマット 。半角スペースか「.」で区切られて書かれていることが多い。はじめの2桁で地域もわかりパリが 01。そのあとの2桁も絞り込みに使える。

電柱やポールにいプレートが貼ってあるならば99%フランス領のどこか (左側の電柱画像の出典) 。ごく稀に例外もある が逆張りはかなりハイリスク。

プレートが白い場合は イタリア ドイツ を考えてみる。

フランスの電柱

Dで始まる道路番号の黄色いプレートがある 。ただしマップから探すのは結構むずかしい。

ナンバープレートは他のEU諸国と同じく左側だけ青色のものが多い。ただし両サイドが青色 のものや全体が黄色い ときもある。

By Roger from Sarasota, Florida, U.S.A. - Marigot - St. Martin License Plates, CC BY-SA 2.0, Link

青・白のシェブロンがある 。青・白のシェブロンを使うのはヨーロッパではフランスと スペインのみ。

コンクリートの四角い電柱や区切りのある電柱がある。同じ形の電柱はフランス領である レユニオン島にも存在する。仕切りのある電柱は隣国の スペインでも見つかり、また穴あき電柱やチリ電柱も散見される ので周りの景色も確認する。

フランスの電柱

通り名の看板が建物の壁に貼ってあることがあり、「Rue」と書かれている。オック語のような他言語のプレートが並んでいることもある。以下はToulouse市の看板。

フランスでは四角い立方体型のポストが多い ポルトガルでも似たようなポストが散見される

速度制限などの赤い規制標識に白い縁がある 。ちなみに青色の『右側通行せよ』の看板が四角いのはフランスだけ

青いプレートのついたポール。区切りのある電柱もある。

Système Uはフランスのスーパーマーケット組合 (from Wikipedia 『Système U』)。強くなるとHyper Uになる。

州・地域の絞り込み

地形など

ドイツ付近にも山がある

結晶片岩でできたくすんだ色の岩山が連なる

西海岸で見つかる 。とくに南西の自然公園周辺 が多いように思う。分布は このマップを参照してください。

Panorama-Bosco.JPG

By The original uploader was Biopresto at Italian Wikipedia. - Transferred from it.wikipedia to Commons., CC BY-SA 3.0 it, Link

市外局番

  • 市外局番の先頭の2桁で地域がわかるかも。01はパリ周辺であとは時計回り
    • 02 9x』は半島部 (by 市民ジョンさん@コメ欄)
    • 『04 95』は離島だが都会ではないので電話番号を見つけるのは難しいかも

電話番号は2桁の数字が5つ並んでいる。はじめの番号(いわゆる市外局番に相当するもの)で地域もわかる。パリが 0102 からは時計回りなので他の国と比較すると覚えやすい。

コメントで教えてもらったついでに作ってみた図。なんとなく 02 9x で半島に、05 4x で結構北に、04 7x かどうかで海沿いに行くか行かないか決めるのが役立つ気がする。もちろんすべての地域の4桁目まで覚えられるのが理想かもしれないが個人的にはこの3つ以外覚えるのは無理。

建築

西海岸の海沿い、特に離島について白壁で平屋の家が多い 。窓のシャッターに色が付いていることが多い

薄い板状の白い岩を積み重ねた石垣などがある

Slateという素材が手に入りやすい地域は黒い屋根が多い (参考文献 ブルターニュ)。たとえば北西のブルターニュは黒い屋根と石壁や石造りの家が多く感じる 。Wikipedia (参考文献 Ardoise)に基づくならばSlateが多く生産されていた北西の半島部分・中央のCorrèze付近 ・ピレネー山脈付近は黒い屋根が多い。細かい地域は『France Tips for Geoguessr』の図を見る。

木の板で作られた家が見つかる

レンガの家が見つかる 。写真はAubyの町。

農業

  • ブドウ畑が広がる
    • 西のBordeaux周辺
    • 地中海沿いのHérault県
    • Lyon北のボジョレー地区
  • 牧畜・畜産業が多い
    • 中央のLimoges周辺
  • 山岳地帯付近では羊やヤギが多い
    • ピレネー山脈周辺
  • 農作物に若干の地域性がある ヨーロッパの農業分布
    • 菜種の畑は北部に多い
    • ひまわりの畑は北部沿岸部には少ない

図の出典:Swinnen, Johan, Pavel Ciaian, and d’Artis Kancs. Study on the Functioning of Land Markets in the EU Member States under the Influence of Measures applied under the Common Agricultural Policy. No. 04/2008. EERI Research Paper Series, 2008.

言語

  • 町の名前の語尾で地域が分かることがある
  • オック語の表記があるならばフランス南部に行ってみる
  • コルシカ島はコルシカ語との二言語表記の看板があったり、フランス語表記が塗りつぶされていたりする

周りの言語の影響を受けて地名も変化する。「~heim」ならドイツ国境付近へ、「~court」「~ville」ならば北へ、「~ac」かつ黒い屋根が少ない場合は南へ行ってみる。

以下はToulouse市の看板で下がオック語の表記。

歴史的な理由から看板のフランス語表記に落書きがされていたり穴が開いていることも 。詳細は外部サイトなど参照 (参考文献 コルシカ島)。

都市・町の絞り込み

  • Corsica(コルシカ)島
    • Corsica島は急峻な山と手つかずの自然が広がっている
    • 市外局番が『04 95』
    • コルシカ語との二言語表記の看板がある
  • Noirmoutier島という平坦な湿地地帯がある
  • Porquerolles島という離島が地中海側のイエール諸島にある

小さい島だが2500m超の山が連なり内陸の道路は険しい山が見える。写真はD27道路 ?島の東海岸付近以外は平野がほぼ無く、4割の地域が自然公園であり手つかずの自然が残されている。山がち・植林でない森・農業の様子もないならこの島を考えてみる

ノワールムティエ(Noirmoutier)島はラムサール条約に登録されている湿地であり辺り一面が平坦でフランスではかなり珍しい景色をしている (参考文献 ノワールムティエ島)。水路が多く浮草がたくさん浮かんでいる。オレロン島 やレ島 のような他の西側の島にも似た景色がある。

舗装されていない道や黄色い看板が多い 。地中海性気候で周りの木も暖かい感じ (参考文献 Porquerolles)。

カルスト地形の入り江 。Marseille郊外はこんな感じのカルスト地形が多い。穴あき電柱やチリ電柱も多いので注意。

D64道路が走っている

フランスのサヴォワ県にあるアルプスの山、Aiguille de la Grande Sassièreへの道がある。初見ではフランスとわからなかったのでメモ

La Tsanteleina.jpg

By Tiia Monto - Own work, CC BY-SA 4.0, Link

パリの行政区はル・ルーヴルの1からスタートしてらせん状に数が増える。

通りの交差点近くの建物の壁に『●●ARR, RUE ◆◆』と書かれたプレートが張られている。下のプレートの場合はパリの8番目の区画に行く。

オリジナル画像の出典

geoguessr(ジオゲッサー)のプレイログを記録したページです。

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